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先日、「外国人材受け入れ」に関する特別セミナーに参加してきました。テーマは、ずばり “失敗しないための外国人材受け入れ”。
実際の現場で起きているリアルな課題や、制度の仕組み、そして成功と失敗の分かれ目について、多くの気づきがありました。
まず印象的だったのは、「受け入れる側の準備不足が、失敗の原因になっているケースが非常に多い」ということ。
例えば、技能実習制度や特定技能制度の基本構造すら正しく理解していないまま受け入れを進め、現場で混乱が起きてしまうことがあるとのことでした。
また、フィリピン、インドネシア、スリランカといった国ごとに文化や価値観、働き方への考え方に大きな違いがあり、それを知らずに一括りに「外国人材」として扱ってしまうのもトラブルのもとだと感じました。
セミナーの中で紹介された成功している企業の共通点には、強く共感しました。
組合や送り出し機関との信頼関係
来日前の日本語教育・文化教育への関与
受け入れ後のフォロー体制と、現場との丁寧なコミュニケーション
このように、「受け入れて終わり」ではなく、「一緒に働く仲間としての環境づくり」を大切にしている姿勢が成果に結びついているのだと実感しました。
日本の労働力不足を背景に、外国人材の受け入れは今後ますます重要になりますが、「制度があるから」「人手が足りないから」という理由だけで安易にスタートしてしまうと、かえって大きな課題を抱えることになる。
このセミナーを通じて、制度理解・文化理解・人としての信頼関係がすべての土台になることを改めて学びました。
これから外国人材の受け入れを検討される企業様にとって、今回のような学びの場は非常に有意義です。
私たちも、地域の一員として、多様な人材が安心して働ける環境づくりに積極的に取り組んでいきたいと思います。